株式会社ミンカブソリューションサービシーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 COO:伴 将行、以下「当社」)は、株式会社coffee house(以下「coffee house」、本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:熨斗 大樹)との間で生成AI技術と株式関連データを活用した新たな価値を日本・韓国の金融市場に提供するため、業務提携契約(以下「本業務提携」)を締結しましたので、お知らせいたします。
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coffee houseは、韓国からスタートし、日本に拠点を置くFintechサービス企業です。coffee houseは、AI技術とユーザーフレンドリーなUI/UXを活用した金融生成AIソリューションの開発と、ユーザー中心のプラットフォーム設計を強みとし、韓国の金融業界において金融各社並びにエンドユーザーまで幅広く支持されています。また、韓国でソーシャルインベスティングサービスやAIサービスを提供するSocial Investing Lab Co., Ltd.と資本業務提携のもと、日本で新たな金融サービスの提供を行い、日本と韓国の金融市場の双方で幅広い個人投資家をつなぐ架け橋として、革新的なサービスを提供し続けています。
当社は、国内最大級の金融メディアサイト「Kabutan(株探)」を運営し、日本株および米国株の株価情報、業績情報、ニュースなど投資家が必要とする情報を提供しております。2010年のサービス開始時からAIを活用したニュース配信を行っており、自動生成エンジン等の活用により、速報性・網羅性・正確性を兼ね備えたニュース配信およびサイト運営を実現しています。
この度両社は、日本・韓国の金融市場のさらなる発展のため、以下の目的で本業務提携の締結にいたりました。
① 日本市場へのcoffee house AIサービス提供
coffee houseのAI技術を活用し、日本市場における個人投資家や証券会社が求める高度かつ幅広いユーザーに対応可能な情報サービス、分析サービスへの需要に対する革新的なサービスを提供いたします。
② 韓国市場への日本株データ提供
当社グループが保有する日本株データ、ニュースを、coffee houseを通じて韓国の証券会社向けに提供します。これにより関心が高まる日本株に関する情報を迅速かつ正確にお届けすることが可能となります。
③ 新たな価値の創出
両市場のニーズに応えるサービスを共同で展開し、新しい付加価値を生み出します。
本業務提携により、まずはcoffee houseが新たに開発した「金融生成AIサービスMeister※」を日本市場に導入し、金融機関向けに革新的なサービスを提供するとともに、当社グループが保有するデータやニュースを韓国市場に展開することで日本株の認知度向上を図り、韓国の投資家の意思決定をサポートし、相互の強みを活かしたソリューションを日本と韓国の金融市場に提供いたします。
※「金融生成AIサービスMeister」とは
① 金融生成AIパーソナルコンシェルジュ
独自の生成AIソリューションにより、ユーザーの行動データや株式市場情報をもとに個別のニーズに最適な情報を迅速かつ的確に提供します。
② 先行回答型AIチャットボット
ユーザーが質問を行う前に、関連性の高い回答を提示するAI機能を搭載。これにより、金融分野に不慣れなユーザーでも簡単に必要な情報を得られます。
③ BtoB向け金融ソリューション
証券会社や金融機関向けにAIソリューションを提供し、資産運用支援や競争力向上に寄与。導入事例として、韓国市場での日本株データ販売やコミュニティメディアの展開などがあります。
今後は本業務提携を通し、両社の強みを融合させたAIとデータを活用した革新的なサービスを共同開発することで、日本・韓国の金融市場をつなぎ、さらなる成長を目指します。また、日本・韓国の市場にとどまらず、グローバルな展開にも挑戦し、金融業界全体に新しい価値を届けてまいります。