報道関係者各位
2024年8月14日
株式会社ミンカブソリューションサービシーズ
株式会社プロジェクトカンパニー
株式会社プロジェクトカンパニーとの業務提携契約の締結に関するお知らせ
~幅広い顧客へのDXサービスの提供や先端技術を活用した開発業務の高度化の検討を開始~
株式会社ミンカブソリューションサービシーズ(以下「当社」、本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 COO:伴 将行)は、本日、株式会社プロジェクトカンパニー(以下「プロジェクトカンパニー」、本社:東京都港区、代表取締役社長:土井 悠之介)との間で業務提携(以下「本業務提携」)を行うことを決定し、業務提携契約を締結しましたのでお知らせいたします。
プロジェクトカンパニーは、「プロジェクト型社会の創出」を掲げるプロジェクトホールデイングスグループの中核子会社として、DX領域におけるコンサルティングサービスを主業として手掛けるほか、Webサイトやスマートフォンアプリのユーザビリティを定性的に評価する「UIscope」や、顧客企業の事業課題と保有しているデータに基づいて「AIを活用することで何を実現できるか」を検討するAIコンサルティングサービスなど、複数のソリューションを提供しております。
両社はこれまで、DXプロジェクトを推進するにあたり、相互の強みを生かしつつ、銀行・証券会社・その他金融業界の顧客企業を中心に、当社がシステム開発・導入や金融メディアを活用したプロモーションの領域を、プロジェクトカンパニーが方針策定やビジネス面の要求整理、進捗・課題管理の領域を、それぞれ担うことで協業展開してまいりました。
この度、本協業を通じて両社の販路およびサービスの拡充に成果が認められたため、両社は業務提携により体系的な連携に発展させることに合意いたしました。
両社が共同して営業・提案活動を実施、及び両社のソリューションを相互に代理販売するとともに、両社の事業管掌執行役員を主体とする営業推進会議を設置し、定期的に情報交換と協議を行います。
当社は既存顧客のうち約200社の金融業界を主体とする顧客との取引関係を有しており、一方プロジェクトカンパニーは幅広い業界におけるリーディングカンパニーを中心に約130社との取引に強みを持っているため、相互送客によって両社のサービス・ソリューションの効果的な拡販が実現できます。
また、本業務提携において、プロジェクトカンパニーのコンサルティングサービスにより事業戦略・推進方針を決定したのち、当社によりソリューション導入やシステム開発を行う連携も可能となります。
なお、現時点で相互に代理販売を予定しているソリューションは以下の通りです。
(b)資産形成促進ソリューション ミンカブ・アカデミー
資産形成を促進する当社保有の多様なソリューションを、ビジネスモデルのコンサルから個々のコンポーネント販売まで、金融機関・事業会社・一般消費者等の各自課題に応じて提供します。
職域従業員向けの資産形成促進ソリューションの展開等も実施。
(c)法人会員制サイト 次世代プロモチャネル
CMS、メール・電話・チャット、NFT等の顧客コミュニケーションを活性化する当社保有の各種ソリューションのパッケージ提供により、お客様に高い費用対効果をもたらします。
(d)システムインテグレーションサービス
CMS、金融機関を中心に、合計工数300人月超の大規模プロジェクトを、複数のベンダーを取りまとめ、要件定義から設計・開発、リリースまでを一気通貫で完遂した実績を有します。
(b) AIコンサルティングサービス
昨今の事業会社におけるAI活用ニーズの高まりを受けて2024年に新たに開始したサービスであり、顧客企業の事業課題と保有しているデータに基づき「AIを活用することで何を実現できるか」の検討を、定期的なディスカッションを通じて支援します。
職域従業員向けの資産形成促進ソリューションの展開等も実施。
(c)ユーザビリティ評価ソリューションUIscope
自社モニターを活用したユーザーテストにより、Webサイトやスマートフォンアプリのユーザビリティを手の動き・声なども鑑み定性的に評価するサービスであり、個人向けサービスの開発時や、運用中の改善施策の一環として広く実績を有しております。
2) 両社共同でのソリューション企画
両社の保有するノウハウ・アセットを活用し、新たなソリューションを共同で企画します。その端緒として、当社のシステム開発業務についてAIを中心とする先端技術を用いて高度化する技術検証を計画しております。
システム開発は一般に下図に示すV字モデルに沿って進められますが、このうち上流の「要求分析」「要件定義」に瑕疵があった場合、最終工程である「総合テスト」「受入テスト」まで検知できず、コストやスケジュール面で多大な影響が発生することがあります。
また、実際のプログラム記述を行う「コーディング」「コードレビュー」は、一般に最も多くのリソースを必要とする工程であるとともに、本工程で作成したプログラムの品質が全体のシステム品質に直結することとなります。
従って今回の技術検証では、ビジネス要求の整理・幅出しやシステム要件の構造化などAIを活用して補助することで、要件漏れの早期検知等によるシステム開発の高度化の可能性、およびAIがサンプルコードの出力や不備の指摘・修正を行うことによる開発効率と品質の向上可能性について、検討する予定です。
本検証の結果を踏まえてソリューション化のうえ、前述の合同営業推進会議を通じた拡販を目指してまいります。
MSSは本共同営業及び相互の代理販売の取り組みを通し、当社ソリューションの拡販スピードを向上させることと、プロジェクトカンパニーのソリューションを当社既存顧客に販売することで、顧客満足度の向上と事業規模拡大を図ります。また、本両社共同ソリューション企画におけるAI活用による開発工程の高度化により、開発品質の向上を図る事で、収益性向上を図ってまいります。
国内最大級の株式情報メディア「Kabutan(株探)」の運営と、その知見を活かした金融機関向け情報系ソリューションおよびシステム系・パッケージ系ソリューションサービスに加え、金融商品仲介業を開始し、資産形成層の拡大に貢献する金融サービスを提供しております。さらに、ブロックチェーンを基盤としたNFTソリューションなど、金融分野を超えた領域へ事業を拡大しております。
社名:
株式会社ミンカブソリューションサービシーズ
所在地:
東京都港区東新橋一丁目9番1号
設立:
2023年4月3日
代表取締役社長 兼COO:
伴 将行
事業内容:
ソリューション事業
子会社会社:
株式会社ミンカブアセットパートナーズ
株式会社ミンカブ Web3ウォレット
所在地:
東京都港区麻布台一丁目3-1 麻布台ヒルズ森JPタワー24階
設立:
2016年1月4日
代表取締役社長:
土井 悠之介
事業内容:
DX領域のビジネスコンサルティング、UI/UX改善支援【報道関係お問い合わせ先】